昨日は久しぶりに美容室と細々とした用事があり、福岡に帰った。連休のせいか、反対側車線は朝から車が多かった。混雑しそうなので抜け道を通り、下道のまま目的地へ。福岡方面に近づくと、車の量も増え、道路も片側3車線、4車線と広くなり、以前は何とも思わなかったけどちょっと感動した。と同時に、人の量、車の量に疲れを感じた。慣れって恐ろしい。
ちょこちょこと用事を済ませ、母と合流。妹の家に届け物があったので連絡。「こっち帰って来るなら早めに連絡くれたら良かったのにー。」と言われた。子育て中で忙しかろう、と思っていたけど、今日は暇だったみたい。帰る前に妹の所に寄ったけど、旦那様は夜勤で留守だった。残念。久しぶりに姪っ子、甥っ子に会った。また二人とも大きくなってて、お姉ちゃんはお喋りも上手になっていた。ちゃんと主語と述語も交えた会話が出来る事に成長を感じた。
しばらく皆で過ごし、さあ帰ろう、という時。姪っ子の鈴ちゃんは「帰ったらイヤ!」と泣いていた。妹が宥め、母が話してても「イヤ!」の一点張り。その横で弟のたっくんに「またね。バイバイ」と言うと、めっちゃイイ笑顔で手を振り返してくれた。兄弟でもやっぱり性格は違うのね。でもそんな二人の幼子は本当に可愛い。他の兄弟の所の甥っ子姪っ子たちも元気かなぁ。
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小さな二人。「良い顔ー」と声を掛けると二人でポーズ

。素直だなぁ。
帰り道、ラーメンを食べて帰った。福岡に帰った時はおいしいラーメンが食べたくなる。とっても美味しく頂いた。家の近くにはラーメンの美味しい店がない。それが難点…。
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今日は朝からいつものように庭仕事。段々と春の花達は終わり、夏に向けて咲く花木達に勢いが出てきた様子。朝顔、向日葵等の花たちもプランター内で成長中。やまぼうし、ライラック、はなみずき等の新芽や若葉が増えてきた。
↓は源平葛。紅白のものって、良く「源平何々」と例えられるモノが多い。源氏が白、平氏が赤。そういえば来月のGW中、関門海峡で源平船合戦、赤間神宮で先帝祭があるらしい。何年か前に見に行って、結構華やかな祭りだったような気がする。今年は上臈参拝でも見に行ってみようかな…。

↓は、友人に頂いた十二単。一緒に黒龍を寄せ植えてみた。和の組み合わせ。植物の名前って面白い。
昨日は午後から外出。家にいた両親も一緒に行くと言うので、久しぶりに3人で出かける事になった。外は温かくて上着は1枚要らないくらいだった。行き先はとある大型ホームセンター。
最近の大型ホームセンターは品揃えが多く、商品のバリエーションも多い。消費者の購買意欲をそそる様な物が多くて目移りしてしまう。買い物に行って、妙に楽しくなるのが、園芸、電化製品、文房具、DIYコーナーやそれ専門の店。製品を見たり、試したりが結構楽しい。こんなのが売れるんだ、とか、こういうのが今のニーズなの?等々面白い発見が出来る。時間潰しにもなる。
そんなこんなで、ふと立ち寄った文房具売り場。書道セットを見かけ、子供の頃を思い出した。書道は結構好きだった。持ってた道具は随分昔に処分していた。改めて揃えると結構高い。勿体無い事をした…と思いながら書道コーナーを見ていたら、ある商品にふと目が止まった。いや、釘付けになった。
「筆ペン写経セット。」お手本と写経のしおり、身を清めるとされる塗香つき。何だか妙に本格的だけどマイナーな感じのそれが、すごく気になった。以前ブームになった「えんぴつで奥の細道」。その後の後続商品も色々あった。字の練習にもなるし、古典文学が好きな私は、奥の細道やその他商品を買った。そして、練習本が終わると、やっぱり原作が読みたくなる。そして購入…。何となく出版社の思惑に嵌ったと言うか乗せられた感も拭えず、ちょっと悔しかったが良しとした。
そんな事を思いながら写経セットを見る。何か陳列棚の手前じゃなく、奥まった所にそっと数セットのみ置いてある。「この2、3セットって言うのが、消費者の反応を見る為の試験的な販売なの?実は隠れた人気商品で、客に、買うなら今しかないという希少性をアピールしたいんだろうか?それとも、ちょっと奥まった所にわざと置いて、お好きな方だけどうぞー、みたいな店側の作戦なのか…。」
等とどうでも良い事を暫し悩み考えた。で、結局買った。後で母から「何で?」と聞かれたが、「いや…何となく?」と答えておいた。当初の予定外の物も購入し、店を後にした。
その後イタリア料理の店に行き、遅めのランチをする事にした。皆それぞれの食べたい物を注文。私も少し考えた後、パスタ、サラダ、ビール(暑かったので…)を頂いた。おいしかった。帰りは父に運転してもらった。贅沢な休日。自宅に戻ると犬達を庭で遊ばせながら、庭仕事をして過ごした。夜は例の写経セットを開いてみようと思う。
↓昨日の昼間。ぽつぽつと蕾が開きかけていた。「やっと花が見られるかも!」と思いながら外出。
今日は少し寝過ごしてしまい、バタバタと出勤。毎朝起きてから庭を一歩き。寝起きでボーっとしている頭に朝の空気は気持ち良い。犬たちも朝から庭で遊んでいる。今朝はそんな余裕も無く、慌てて出たものだから変化を見逃していた。

今日帰宅して、湯上りに春の夜の外気が温かく、雲間の月が綺麗だったので、またしても夜桜を肴に月見酒。外灯を消し、月明かりだけでまったりしていたら視界に白い影が映った。ふと見たら山吹が点々と花を開いていた。最初、「山吹と言えば、黄色でしょう!」と思っていたけど、月明かりに蒼白く映える桜の袂、静かに咲いている白山吹。「うん。白もありだな!」とあっさり考えを改めた。一句出てきそうだったけどカメラを取りに行き、パチリ。植物って、本当に生きて成長してるんだなぁと思った。
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うららかな春の朝。春の空って青みが柔らかい気がする。
昨日は久しぶりに休日!という日になった。
朝から天気も良く、風はあるけどからっとしていたので、家族の分や大物も合わせ、勢いのまま一気に終わらせた。物干し竿一杯にはためく洗濯物を見て一人満足感を味わった。
昼前から友人と、天の友達のシェパ君が来て皆でドッグラン、プラスランチへ。レミーは今回お留守番。観光シーズン中の週末という事で、人も犬も多かった。天も今年初のドッグラン。シェパの元君とも久しぶりの再会。お互い1歳過ぎの成犬、雄同士。覚えてるかなぁ、大丈夫かなぁ、と友人とも心配していたけど喧嘩も無く、仲良く遊んでくれた。色んな種類のワンコ達がいた。ゴールデン、ラブ、フラット・コーデット、トイプー、マル、コーギー、パピヨン、チワワetc…見てるだけでも楽しかった。私達がランに入る前にピークを過ぎてたようで、ラン内は貸切状態。天は元君と遊びたくて、せっせとアピール。大型犬同士、走る姿は迫力があって、他のお客さんも珍しがって写真を撮ってくれたり、話しかけてくれた。
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ひとしきり走り回った後は、花公園でクールダウンと軽いティータイム。ここも人が多かった。犬連れで来てるお客さんもいて、お話をしたり、子供連れのご家族や、若いカップルの方達には、2頭(犬種が?)とも珍しかったのか触って貰ったり。2頭ともおとなしく、愛想も良く営業していた。元君は犬種柄、警察犬とかのイメージを持ってる方が多くて、おとなしいと感心されていた。天も「ラッシーや!」「珍しい色ですね。」等々言われた。やっぱりイメージってあるんだなぁ。
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まったり木陰で休憩中。元君、1日お子ちゃまな天のお守りしてくれてありがとう。また遊びましょう。
夜は居酒屋で夕食。坊ちゃん達はお留守番。お互いの近況等、色んな話をして盛り上がった。あっという間に楽しい時間は過ぎた。友人からお土産まで頂いてしまって…本当にすみません

感謝です。

そろそろ桜も終わる季節。我が家の桜は今が開花時期…。頑張って咲いている。そんな春の一日。
今日は晴れ。昨日、一昨日は雨。少しひんやりとしていた。雨の日はテンションが上がらず、外に出るのも億劫になる。でも植物や動物達は元気。ここ数日庭の花たちは開花ラッシュが続いている。
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↑ソケイの花。我が家の庭の入り口は狙ったわけではないけど、白系の花が多い。咲きつつあるお楽しみの山吹もどうやら白。その下に黄色の山吹もあるけどまだ咲いていない。白の中の黄色は結構目に鮮やかに映る。中々綺麗に咲いてくれた。来年はどうだろう。
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↑沈丁花。お?咲き始めたなぁ…と思ってたら一気に開き続けた。甘い白檀のような香りが漂っている。部屋で時々お香を焚いて楽しんでいるけど、やっぱり自然の持つ香りは違うなぁ。
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↑晴れた空の下、おもちゃ争奪戦が開催された。まったり花を楽しみ、香りを楽しんでいる主人にお構いなし。ドドドーッ!と2頭で運動会。1頭が飛びつくと負けじともう1頭もアピール。ダブル攻撃で、手に持ってたコーヒーも衝撃のあまりカップの外へ飛び出した…。花達の風情を見ながら一句出てきそうだったのに!しかも何だか2頭とも土や何やで薄汚れている…。明日は休日。天気が良かったら坊ちゃん方も洗わなきゃだな。数日前にシャンプーしたんだけど。そして、明日は天兄ちゃんのお友達が来てくれる。久しぶりに会えるのでちょっと楽しみ。大きくなったかなぁ。どこに行こうか…。などと思案しつつ今夜も晩酌を楽しもう。さっきまで優雅に月見酒をしてたけど、結構寒くて早々に屋内へ引き返した。
めっきり春めいたこの時期、道行く人の装いも薄くなり、パステルカラーの淡い、優しい色合いの物を見かけるようになった。春は誕生や再生、そして別れの行事も多い季節。
温かな陽気の中、柔らかな風の中に新緑、花や土の匂い気配を感じられる。私は春と秋の季節が好き。夏と冬も季節の様々な風物詩や空気、景色は好きだけれど、暑い、寒いが極端過ぎて少々しんどい。
庭の花木達が続々と開花シーズンに入った様子。場所的にやや高地にあるせいか、通常の開花時期よりもズレがあるようだ。まあ、それはそれで楽しんでいるので気にならないけど。
下は2年近く待ってやっと咲き初めた花桃。最初は、なかなか会えない可愛い姪っ子達の桃の節句に間に合えば、写真を加工してお祝いのカードにでも…と思っていた。が、問屋は卸さず、むしろ5月の端午の節句になりそうな勢い…。無事に咲けるか心配していたけど良かった。対で育てている白系の花桃の開花はもう少し先になりそう。


↑こちらは利休梅。梅の仲間みたい。変わった花の形と、おとなし目の色合いだけど、印象に残る雰囲気に衝動買いをしたもの。来年も綺麗に咲いて欲しい。

↑勿忘草。馬の堆肥入りプランターで逞しく成長中。花の咲く時期は、いつもと同じ風景の中に彩りがあっていいな。
数日雨が続いて、久しぶりに暖かい日差しと天気に恵まれた。
仕事から帰ると、母達が庭で障子の張替え作業をしていた。一瞬、「何故この時期に?」と思ったけど母の性格上、「思い立ったが云々…」とは良くある事なので突っ込まない事にした。恐らく天気が良かったから何となく障子を張り替えようという気分になったのだろう。うっかり声を掛けると手伝いに借り出されてしまい、当初の予定以上の範囲に広がってしまう。徹夜明けの目に日差しが沁みるなぁ…。
我が家の坊ちゃん方も元気良く庭遊びを堪能していた。天君は堪能し過ぎて私の植木エリアに侵入し、母から大目玉を食らったらしい。その後は近づきもしなかったそうだ。きっとエライ目に遭ったのだろう。私もしばらく犬達と遊びながら、色々写真を撮ったりしていた。なぜか作業中の筈の母とお爺ちゃんも一緒に遊んでいた。途中で放置された障子達が、家の外壁と門扉の所でずらっと日向ぼっこをしている。なんて平和な風景…。

プロレスしながら駆けずり回り、2頭共ヨダレまみれの葉っぱだらけ。数時間後、遊び疲れた2頭は回収され、ゲージの中で死んだように眠っていた。ああ、いい天気だ…。私も寝るとするかな。
気が付けば我が家の居間には、紙だけ剥がされ骨組みのみとなった障子が綺麗にはめられていた。どうするんです?お母さん。いつの間にか出かけてるみたいだけど…。
昨日はお休み、しかも一日中雨だったので家でまったり過ごしていた。
その前日に遅くまで読書をしたり、DVDを見てかなりの夜更かしをした。晴れだったら色々計画を立てていたけど、目覚めたらやっぱり雨だったのでインドアな休日にする事とした。
11時過ぎに郵便屋さんのバイクの音に天が反応。騒ぎ出したので一喝。庭に出たついでに植物達の様子を見て回った。皆順調に育っていた。プランターに植えたひまわり、朝顔、桔梗、竜胆、吾亦紅、撫子、薔薇にチューリップその他etc…庭木の方も1本1本見て周り成長具合を確かめて、ちょこっと手入れなどしていたらあっという間に時間が過ぎる。植え込みの雑草を取っていたらひょっこりと土筆が数本生えていた。ここにも春の気配。一瞬摘んで佃煮にでもして食べようかと思ったけどやめた。
雨降りだし、体も冷えたので室内に戻った。炬燵で温まりながらコーヒーを飲み、まったりと過ごす。
今では割りと当たり前な日々が何となく幸せだなぁと思う事がある。以前やっていた仕事がとてもハードだった。朝7時頃から夜中の12時、1時過ぎの帰宅は当たり前。関係していたお客さん、業者の方、関係機関等の連絡調整やサービスの調整、スタッフの管理、営業やそれに付随するノルマ的なもの、出張その他etc。車での移動時間中もほとんど関係方々との連絡や打ち合わせ。夜中だろうが朝方だろうが携帯が鳴り、呼び出されたら行かなくてはならない。休日出勤も当たり前な感じ。1日が24時間じゃとても足りない。大変でも1つ1つの仕事に達成感も感じていたのも事実だから続いていた。休日と言う休日を過ごしたのもほんの指折り数えるほど。
そんな生活が数年続いたある日、体に異変を感じた。自宅で大量の吐血をし、ぶっ倒れてしまった。少しの間意識不明になった。ふと意識が戻り、病院に行こうとノロノロ準備し、汚れた床や服を改めた。後から思えばすぐに救急車でも呼べば良かったな…。取り合えず職場に連絡し休む旨伝え、どうにか近くの病院に向かった(家のすぐ近くに救急病院があって良かった)。検査や診察が終わり、診断名は「胃、十二指腸潰瘍、出血性ショック状態、過労」との事だった。医者からすぐに入院、治療するように言われた。ところがその時の私はそれを一旦断った。仕事に穴を開ける事になると、そちらの事の方が重要だと思っていた。すると医者から超怒られた。当然だ…。「仕事と自分の命とどっちが大事ですか!仕事の遅れは元気になってからでも十分取り戻せる。あなたの命は無くなったら終わりなんですよ!あなた一人いなくても会社は同じ仕事ができる人位、お金で補充できます。あなた自身の代わりは誰もいないでしょ!」と盛大に説教された。やがて3週間程の入院。さらに2週間ほど自宅療養した。その間、親兄弟にも軽く説教され、すごく心配を掛けていた事、自分の事しか考えてなかった自分自身の事とか。入院や療養の間、いろいろな事を考えた。ある意味、自分を振り返る良い期間にもなった。
元気になり、仕事にも復帰し、また日々の生活が始まった。しばらくは定期的に診察や検査も続いた。今回の件で健康って大事だなぁと思った。それから暫くして、その仕事は辞めた。もっと自分の時間や体を大事にしないと…と思った。そう気が付かせてくれた先生、支えてくれた家族や友人に感謝している。本当にありがとうございます。
今日も一日が始まる。何となく頑張ろう。(え?)
今日、部屋の整理をしていたら1冊の本が出てきた。
タイトルは「 ~黒馬物語~ Black beauty 」 作家はアンナ・シューエル。19世紀後半のロンドンを舞台に、1頭の黒馬(彼の名がブラックビューティ。)の半生を自叙伝風に描いた物語。馬の目線からみた当時の世界が絵本風に描かれている。DVDも出ている。乗馬を始めた頃に、知人に薦められ興味を持ち、購入した。本と映画と、内容が若干違っていた。この本を読んで、DVDを見て、少し馬に対するイメージが変わるきっかけになった作品の一つ。懐かしくてまた読み返した。
プロのライダーのショーや馬術は美しい。馬と人が一緒に作り出す世界や空気は、まさに「芸術」。見ているだけでも飽きない。そういえば子供の頃、近所の競馬場に良く行っていた。馬の走る姿はもちろん、持ってる雰囲気も美しい。何より、馬の目が印象的。大きくて優しい光を持つけど、すごく深い眼差し。真正面で目が合うと、心の中まで見えてるんじゃないの?と思う。
高校生の頃、旅行先で初めて馬に乗った。視点の変化にいつも見慣れてる景色が違って見えた。馬に合図し、歩き出すと、「うぉ!動いた。」とドキドキし、やがて慣れてくると速足、そして駆け足はまさに爽快!景色が後ろに流れ、風を感じる。暴れん坊将軍のオープニング気分。最初はインストラクターさんに言われるままに乗った。まあ乗った馬もきちんと調教されてて賢かったんだと思う。
そんなこんなですっかりハマり、クラブ等にチョコチョコ通い、一時期乗馬クラブ?でも働いた。乗馬技術や馬の世話を勉強させてもらった。初めは馬を見ても全部同じに見えていたけど、1頭1頭顔も違えば性格も表情も違う。乗れるようになってくるともっと馬に愛着が沸いてくる。何を考えているのか想像できるようになる。大変な目にも合ったし難しい時もあったけど、思ったとおりに馬が反応してくれると何だか馬と通じ合えたようで、嬉しくも面白くもなる。しかし、体力面も相当ハード…。今は別の仕事をしているが、貴重な経験ができたし楽しかった。趣味の中で乗馬は続けたいな。

カメラを向けると「何?何?それ食べ物?」と興味津々で寄って来たサラブレットチーム。

偶然撮れた、馬の微笑み、ならぬ馬の流し目?
30分程私のペースで歩くだけでは、若者大型犬の天君は運動不足になるかなあと、思い切り走れる運動場(と言っても自宅前の田んぼです)へ。
いつもの散歩コース。天兄ちゃんは勝手知ったる道程なので、当たり前のように進んで行く。道路を横切らないと田んぼには行けない。「どうするの?」と声を掛けると、一旦お座りして車の有無を確かめる。車の来ない事を見てさっさと横断。運動場に入った途端、エンジンフル回転状態。
一番下の田んぼまで下ると、もう居ても立ってもいられない様子。リードを引き、お座り、待ての体勢になる。ここは自発的に動く。リードを外し、「GO!」と声を掛けると「待ってました!!」とばかりにミサイル発射の如く走り出す。凄いスピードで写真を撮ろうにもシャッターが追いつかない。
仔犬の頃から足が速くて、ジュ姉さんに突撃、犬友達のシェパ君に突撃。皆が「こいつめ!」と反撃体勢に入った瞬間、まさに脱兎の如く逃げて攻撃範囲から逃走。皆は追いつけずまた各々の遊びに戻る。そしてまた突撃、逃走の繰り返し。ジュ姉さんは天の行動を把握していて、1、2回やられると「もう知らないわよ。好きになさい。」とばかりに無視。数回やられるとやはり腹が立つのか、知らん顔しつつ、寄って来た瞬間に「いい加減になさい!」とばかりに、ガルルッ!と上半身ごと押さえ込み、お仕置きをしていた。懐かしいなあ。そのジュ姉さんは去年、虹の橋を渡りました。運動場の一画にお墓があります。なので、運動場に行った時は天君もお参りをしています。

ひとしきり走って、「遊ぼうぜぃ!」と言わんばかりに、ジャンプジャンプで催促。これが中々高くて、私の肩辺りまで飛び上がる。1m近くは軽く跳ぶ。身軽だねぇ天君。時々二人?でダンスもどきもやっている。ボール持来もするが、あまり得意ではない。ボール、ぬいぐるみ、ロープ等、物の名前は1、2回で覚えられる。「○○は?」「○○探して来て」と言うとちゃんと目的の物を見つける。でも、「○○持ってきて」と指示を出すと、ダーッと駆けて行き、目的物の所で「これでしょ?」と私に確認。そうだと返すと、取り合えず咥える。そして駆け出して間もなく、それが走るのに邪魔なのか、「主人が呼んでいる!急いで戻らねば!」と思うのかは不明だが、丁寧に地面に置き、数瞬身悶え、何かを振り切るかのように、身一つで戻ってくる。全力疾走で…。
戻ってきた時の表情が妙に得意気。お座りして「ちゃんと戻ったよ。エライでしょ!」と言わんばかり。「何でやねん!違ーう!」と思わず突っ込むと「え?違うの?ちゃんと戻ったのに…」とパチパチ瞬きして、チラチラ振り返りながら置いてきた所へ戻る。その表情はとっても不服そう。歩き方もキビキビしてなくてボチボチ行きます。という感じ。
何だか色々な表情を見せてくれるので見ていて飽きない。

この時も天君の後方数m、おもちゃの恐竜が置き去りに…。必死に戻ってきてます。
家の裏の白梅が咲いていた。
割と年数を経ている様子。迫力ある桜も好きだけど、梅の柔らかい雰囲気も好き。
控えめに、風に乗ってふと届いた甘い香りでその存在に気が付いた。
頭の中に「東風吹かば にほいおこせよ・・・・」の有名な歌が赤い天満宮と共に思い浮かんだ。
伸ばしている枝精一杯に小さな白い花を付けていた。それでも全体の6,7割ほどしか葉も花も付いていない。所々風雨で傷つき、樹皮が剥れたりしていて痛々しい姿だけど、精一杯の生命力を感じた。

下の写真は山吹。花言葉は「気品」。去年の春植えたもの。
若木で1Mもない位の樹高だったけど花勢はわずか、葉もまばら。やがて季節が過ぎ、花も落ち、葉も落ちて沈黙し、1年が経った。
色々調べたりして、土の改良や肥料など試してみた。成果があったのか、この山吹の力か分からないが樹高も伸び、しっかりと株立ちした。2週間ほど前からぽつぽつと新芽が出たと思ったら、ここ数日で勢いづいてきた。今年は見事に花を付けてくれそうだなあ…と期待している。

ラナンキュラス。花言葉は「晴れやかな魅力、忘恩。」
2月頃だったかな、鉢売りで1、2個蕾が付いていたのを購入。大きな鉢に植え替えた。
ところが植え替えて間もなく、何故か枯れてきた。またまた色々調べたけど専門用語等が分かりにくく、「よく分からん!自然のものは自然にまかせてしまえ!」と半ば諦め、前に乗馬の牧場から貰ってきていた馬の堆肥(馬糞が土に返ったもの。見た目土と変わらず、臭気もゼロ)を土に混ぜて他の肥料は使わず放置。経過を見ていた。そしたらどんどん元気になった。今が最盛期でしょうか…。花言葉どおり、魅力的な花で、綺麗に咲いている姿を見ると嬉しい。
どうやら風邪を引いてしまった。
季節の変わり目は体調を崩しやすい。気を付けてたんだけど…。
今日はあいにくの曇り空。でも我が家の坊ちゃん方は元気です。庭の手入れをする私の足元を2匹でちょろちょろしては、遊んで欲しくて思い思いにおもちゃを持ってくる。じゃれて飛び掛ってくるけど、飛びつこうとした時に「ノー!」と言うと、しゅぱっとお座り体勢。『いい子ねー』と褒めるととても喜ぶ。
弟君はすぐにスイッチが入り、お兄ちゃんに突撃し2匹でじゃれている。
お兄ちゃんも仔犬の頃は大層やんちゃで養育係のジュ姉さんに怒られていた。天君、優しいお兄さんです。弟のレミー(本当は日向だったのに覚えてくれず、レミーと呼ぶと凄く反応したので改名)は外遊びが好き。ちっともじっとしていない。でも離れるのは不安なので、だいたい私の足元か半径3M程の距離範囲で遊ぶ。私が移動すると付いて来る。呼ぶと嬉しそうに駆けて来る姿はとても癒される。
必ず触れる時、何かする時は天兄ちゃんの事を先にする。レミーはご立腹のようだが、あえて無視。
お兄ちゃんが先。家族にもそうしてもらっている。ちゃんと順位を守って接する事で、お兄ちゃんは弟の面倒をよく見てくれる。本当に仲良しです。

足の速いお兄さんを追うレミー君。走る、走る。現在11Kgです。まだまだ大きくなるよ。

僕は走る事が大好きです。レミーはまだ小さいから本気で走らないよ。追いつけないだろ?
早く僕の運動場でかけっこできると良いね。
4月。お花見の時期です。去年の今頃、ふと思い立って京都へ行った。
ある日の夕食時、母達に「ちょっと春だし、明日京都行ってくるね。」と言って、出発した。
花見時期だけに、普段でも観光客の多い京都。予想通りすごい人の数だった。当初バスとかタクシーで回ろうと思っていたが、レンタカーを借りて回る事にした。碁盤の目のようで道が細いかと心配したが結構平気で気の向くまま走り回り、あちこちで花を撮ったり、色んな人と話をしたりして快適に過ごす事が出来た。途中客待ちのタクシーの運転手さんに聞き、仁和寺の御室桜を見に行った。
神社仏閣めぐりや西陣織やお香を見たり体験し、古の日本の職人技に感動し、途中立ち寄った茶店?でお茶と団子を食べ、花を見て、日本人で良かったとさらに感動。
いよいよ仁和寺に到着。伽藍や日本建築の優美で繊細な技と歴史にまた感動。気分も盛り上がり、いざ御室桜よ!とカメラもばっちり準備し向かったが、御室桜は1分も咲いていなかった…
ショックを受けていたら、土産物屋のおばちゃんが、お茶を持ってきてくれた。
「御室桜は遅咲きでね。4月の20日すぎなら見ごろじゃないかねぇ。綺麗よーその頃また来たらええわー。」と笑顔で言われたので、『その頃いないって!』と心の中でぼやくに留まった。
夕暮れになり、鴨川べりをぷらぷらし、一旦車を置いた後、円山公園にタクシーで向かった。花見客が大勢ですごく活気があり、公園に足を踏み入れた。夜桜も綺麗だったが、あまりの人の多さに疲れた気がして、空いていたベンチに腰掛けた。途中屋台で買った缶ビールと焼き鳥、その他で花見酒をすることにした。隣のベンチにいた数人の花見客の方々と話しをした。地域が違っても会社勤めの様々な悩みがあるらしい。その後八坂神社へ行き、帰りにコーヒーを頂いてホテルに戻った。

翌日もあちこち回り、春の景色を写真に収めて回った。桜も綺麗だったが、糺すの森の新緑、松尾大社の山吹の群生など、至る所に春を感じる事ができた。
今度は夏の川床で鱧でも食べに行こうかな…・
ちなみに山吹の美しさに感動して、家に帰ってすぐ庭に山吹を植えてみた。今年は花を付けるのだろうか…。成長は良いみたいだけど。
写真は二条城の中で写した桜。凄く存在感を放っていたのが印象的だった。